屋上防水工事①
2019年12月07日
こんにちは!
いつき家の巽です。
本日は一昨日に代表の上月がアップしたブログ
【屋上防水下地工事】のお宅に伺いましたので、
防水工事の次工程を報告させていただきます!
まずは下地の合板の上に通気緩衝シートを重ねて張りました。
このシートの裏側はこんな感じになっています↓↓↓
このように層になっていて、中には不織布が含まれています。
この不織布は改質アスファルトと言って特殊な加工が施されています。
なので一般的な不織布と同様に下地が含んだ湿気を逃げやすくしてくれるとともに、
水のしみこみのリスクも低減する効果を併せ持っています!
湿気の逃げ道がないと防水材の浮きの原因となりますので
この通気緩衝シートの役割は防水工事では重要なポイントになります。
ただ、いくら通気性が高くても湿気の逃げ道がないと湿気はなくなりません!
そこで↓写真の脱気筒を取り付けます。
(まだ取り付けはしていませんが、こんなイメージです!)
こぶし大の穴をあけて取り付けるので、その小口から筒をつたって
湿気が逃げる仕組みになっています。
次に屋上の外側の立ち上がりの部分から防水材を塗布していきます。
白い網目のものはなに?と思われた方も少なくはないと思いますが
こちらは「補強布」と呼ばれるもので、防水材の割れを防ぐための布です。
風や地震によって建物が揺れる際、防水材が引っ張られることが割れの原因の1つです。
この引っ張られる力を抑えるのが、補強布の役割なんです(^^)
また、塗布した防水材の垂れを抑制する効果もあるみたいです!
ここからどのように綺麗に仕上がるのか、凄くワクワクします(^^♪