機械固定工法?とは
2020年05月22日
松阪で外装リフォームするならいつき家!
アドバイザーの小林です。
本日はベランダ防水工事の模様をお届けします。
今回は機械固定工法の塩ビシート防水を採用しました。
聞きなれない言葉の機械固定工法とは、
ボンドなどの接着剤を使わずに加熱式の機械を使って防水層を固定する方法です。
機械で固定する?あまりピンとこない方がほとんどだと思います。
床と防水シートを全面に密着させずにポイントで固定するので、
通気性が保たれ湿気に強く、膨らんできたりすることがほとんどありません。
また、揺れにも強く、ひび割れる心配もありません。
これは機械固定工法の塩ビシート防水の模型です。
下地の上に通気緩衝マットを敷き、その上から「ディスク」と呼ばれる
鉄製の部材を床に固定します。
ディスクは約60cm間隔で固定していきます。
そして、その上に防水層となる塩ビシートを敷きます。
このディスクを誘導加熱装置と呼ばれる機械で鋼鈑を熱し、塩ビシートを溶かして圧着していきます。
60センチ間隔に設置したディスクを熱して塩ビシートと固定していきます。
塩ビシートと床が固定するのはディスクを設置した箇所だけなので、
他の部分はくっつかず、これで通気が確保される仕組みです。
こんな風にディスクを設置していきます。
そして塩ビシートを敷き込んでいきます。
ディスクを圧着します。
これで通気も保たれ、建物の揺れにも強い、防水層が完成しました。
次からは塗装工事の様子をお届けしていきたいと思います。
塩ビシート防水の模型はいつき家にありますので、
気軽に見に来てください!
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