外装メンテナンスでお住まいをリフレッシュ！／松阪市大黒田町／D様邸

もろくなり、傷んでしまった漆喰。漆喰には、棟部分と瓦の隙間を埋める役割があるため、防水や安全面からも補修を行います。

水分や土が溜まりやすくなり、雑草が生えている部分もありました。根を伝って屋内に浸水してしまう恐れがあるので、早めの除草と補修が必要です。

全体的に色褪せた印象の外壁。塗膜劣化のサインである「チョーキング現象」もみられました。

大屋根の下、「妻」と呼ばれるの壁の上部は黒色の塗り壁になっています。ここも白っぽく色褪せ、塗装が劣化していました。

塗膜やシーリングには、ひび割れがみられました。これでは防水機能が低下してしまいます。

屋根の骨格である「母屋（もや）」と呼ばれる木材が現しとなっています。母屋（もや）や軒天は、艶がすっかり失われていました。

破風板は木質部そのものの劣化が見られましたが、今回は再塗装により性能維持を目指すことにしました。

鉄部もやはり色褪せて、塗膜が劣化していました。こちらは庇の板金。

庭の土間コンクリートは汚れが付着し、苔の発生などがみられました。苔が生えていると美観を損ねるだけでなく、滑りやすく危険です。

赤丸の辺りの角が邪魔になり、バックで駐車しづらくお困りだったD様。少し削ってほしいとご希望でした。

こちらの伸縮門扉は不要とのことで、今回撤去をご希望されました。

完成した外観がこちら。以前とは少し異なる、ベージュ系のお色味を選ばれました。全体的にとても美しく出来上がりました。

母屋（もや）のある軒天は、すべて茶系で塗装しました。妻の黒い壁や幕板も艶やに仕上がっています。

漆喰の色と瓦のコントラストが美しい瓦屋根。しっかりと補修し、安心を取り戻しました。

きれいに生まれ変わったエクステリア。

玄関ポーチもきれいに仕上がりました。駐車スペースに余裕が増し、安心して駐車していただけます。